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三たび南へ・その2 [旅の記録]

 けっこう急いでるんだけど曲がってしまったもんはしょうがないよね~と自分に言い聞かせ、それならと四国からフェリーで九州へ渡ることに。

 本州から四国へ車で渡る場合、①明石海峡大橋②瀬戸大橋③しまなみ海道-の3ルートがあります。大阪方面から来る場合、時間的には①か②。松山方面に抜けるなら②が最も早いようです。①を使う場合、徳島道か高松道を通ることになりますが、徳島道は今年3月に鳴門JCT~徳島IC間ができて完全につながったものの、全て片側1車線。高松道も現時点では大半がそうなので、交通量がある場合は遅くなってしまいます。

 しまなみ海道は一番時間がかかります。料金も高めで、渡った後に今治市内でいったん高速を降りるため、割引が適用されなくなる場合も。

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 瀬戸田PAにて。なかなかの眺めでした。背後の多々羅大橋は、塔から張ったケーブルで橋桁を直接支える斜張橋としては、世界最長の長さ(890メートル)を誇ります。

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 でもさ、いくら何でも景勝地にこの横断幕はないでしょうよ。日本は景観を後回しにするところがダメなんだよなあ。

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 第一、第二、第三と続く来島海峡大橋。瀬戸大橋や明石海峡大橋にも負けない大迫力に感動!

 訪日外国人が急増する中で置き捨てられている観のある瀬戸内ですが、ポテンシャルは日本屈指だと思っています。昔は重要な客船の航路だったこともあり、幕末に日本を訪れた外国人の手記では長崎、富士山とともに絶賛の嵐。もっと積極的にPRして、短時間で良さを堪能できる観光商品をそろえれば地域経済が潤うのでは。 

 しまなみ海道のSA・PAでは、橋を渡りきった今治側にある来島PAが最も眺めが良いはずです。ただ、瀬戸内らしい景色を堪能したいなら、やはり高速を降りて島々の沿岸まで足を伸ばすか、船で島々を縫うように巡った方がはるかに良さそうです。いかんせん今回は時間がなさすぎました。

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 松山市を過ぎたところで絶好の天気になり、ちらっと海が見えました。

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 南予地方は内陸の景色も抜群。瀬戸内とともにもっと人気があってしかるべき場所です。大好きな宇和島まで足を伸ばしたいところですが、時間がないのでここもやむなく断念。

 さて、九州への選択肢は自分の知る限り5つ。
 ①宿毛(高知)から佐伯(大分)へ行く宿毛フェリー 
 ②八幡浜(愛媛)と臼杵(大分)を結ぶ九四オレンジフェリー
 ③三崎港(愛媛)を出て佐賀関(大分)へ向かう国道九四フェリー
 ④八幡浜と大分の別府、臼杵間をそれぞれ結ぶ宇和島運輸フェリー
 ⑤松山・小倉フェリー

 ちなみに四国ではありませんが、山口の徳山と大分の竹田津を結ぶ便もあります。

 豪華さや料金の安さ、仮眠時間をしっかりとれることを考えると九四オレンジフェリーが良さげ。便数の多さと時間の早さを選ぶなら国道九四フェリーかな。今回は時間優先で後者を選びました。

 国道九四フェリーの自動車航送運賃は8700円(5メートル以内、1人分の2等運賃込み)。九四オレンジフェリーの1万1350円よりは安いけど、30キロ(所要70分)しかないことを考えれば高い。ネクスコと協力して、本州から九州へ渡る車だけでも運賃を割り引いてくれないかな。そうすれば東京や大阪から四国経由で九州南部に帰省する人が増えるはずって、もともとそんな奇特な人はあまりいないか。

 それにしても日本のフェリー網は貧弱としか言いようがありません。ひところの原油高でさらに減ってしまいましたしね。海に囲まれた国にふさわしからぬお寒い状況は本当に残念。

 三崎港は佐田岬半島の先端に近い場所にあります。八幡浜からメロディーラインを利用。ここでは「みかんの花咲く丘」のメロディーが聴けます。

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 こちらが瀬戸内海(伊予灘)側。向こうに見えるのは周防大島かな。

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 そして太平洋(宇和海)側。右側奥に大分県とおぼしき陸地が見えます。宮崎と違って対岸が見える風景はいつ見ても新鮮。できれば先端の佐田岬まで足を伸ばしたかった。

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 三崎港。こんな風景大好きなんですよねえ。

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 国道九四フェリーは1時間おきに出ているのでとても便利。こんな風に列に並んで、

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 乗船。車で乗船するのはまだ2回目なのでちょっとドキドキ。

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 そして駐車。乗船時間70分は寝るには中途半端ですが、四国入りしてから疲れ始めていたのでぐっすり眠れました。

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 この航路、国道扱いなんだそうです。だから国道九四フェリーなのか。

 午後4時すぎに佐賀関港へ到着。ようやく九州上陸です。ここまで来ればあとわずかというのはウソで、ここから宮崎市までは170キロ以上。宮崎が陸の孤島であることを痛感させられます。

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 臼杵インターから東九州道へ。東九州道ができて便利になった、と言いたいところですが、う~ん。新しい道路なので走りやすいのはそうなのですが、いかんせん片側1車線なので、ノロノロ運転の車が前にいたりすると途端に行列状態になってしまいます。

 地元ながら、この道路いらなかったかも。国土の均衡ある発展は大事ですが、あまりに費用対効果が低いのは考えものです。金をあげるのではなく、権限を委譲して自立精神を養わせた方が地方のためになると思うのですが。

 東京が地方を経済的に支える今の状況はもはや限界。助けている側の東京都民が家も車もろくに持てず、満員電車に耐えてるなんて!せめて外環道を早く作ってくれ!(と、声を大にして言っておく)。それはさておき、環境負荷を減らす上でも人口を一部の都市に集中させた方がプラスになるかと。

 それでも北九州ナンバーの車が何台がいたので少しは経済効果があるのかな。今なら無料区間があるのでぜひ一度宮崎へお越しを!

 結局、宮崎に到着したのは夕方の6時すぎ。出発から16時間半か。膝痛はともかく、意外と疲れませんでした。日ごろから疲れている分、こういうときには疲れを感じにくいのかな。


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